洞不全症候群と言うのは洞結節の壁と上大静脈の境にある三日月状のものの機能が低下することに脈が遅くなり脳や心臓などの臓器の機能不全があらわれる症状になります。
分類で1群では原因不明の持続性洞徐脈、2群では洞停止か洞房ブロック、3群では徐脈頻脈症候群と分類されることになります。心電図で診断する基準ですがP波が規則正しい間隔であらわれる数が少ないものであれば洞徐脈、P波が突然あらわれなくなれば洞停止に分類されます。
洞不全症候群の診断は全て心電図によるものですが長期に渡って長距離などのトレーニングを積んでいた方は心拍数が毎分40以下になっていても全くの無症状という場合があります。
その際は心電図上で徐脈がありその時に脳の虚血状態が明らかになれば洞不全症候群だと診断されると思います。通常心臓というのは1分間に60回から100回ほど脈打つのですが洞不全症候群になると興奮状態や運動をした後でも心拍数の上昇が見られないのです。
突然脈が止まって心臓が活動しなくなる場合もあり非常に恐ろしい病だと言えると思います。これになればめまいや立ちくらみ、ろれつが回らないと言った症状も併発します。
治療方法としてはその分類に則った方法が取られますが一般的には洞結節の自発的興奮回数を増やす薬の投与から行っていきます。抗コリン薬やβ刺激薬などの経口薬か静脈注射が行われそれで効果が期待出来ないようであればペースメーカーを使用することになります。
始めは脳の虚血状態が確認出来る程度なのでめまいや立ちくらみなどから始まるため失神した時に頭部を強打しないようにすぐにしゃがむか横になることが重要です。
そしてその際に脈の数を数えて普段通りであれば洞不全症候群が疑われるのですぐに病院を受診した方がよいと思います。そこで心電図の検査を受けて分類がどれになるのかを診断されるのですがまた症状を繰り返すようであれば循環器専門の医師の診断を仰ぎましょう。
洞不全症候群は高齢者に起きやすい症状で高齢者の場合はそのままペースメーカーを装着する場合が多くなっています。費用などの心配がある方は一度病院で医師と相談をしながら治療方針を決めていくとよいと思います。
初期症状の段階であれば経口薬での治療でも充分かも知れません。
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