洞不全症候群が洞機能の低下によってそこから発せられる興奮の頻度がゆっくりであったり不規則である状態です。P波からQRSやT波に続く関係は正常ですが先行するP波は認められない場合があるので心電図ではそれを見て洞不全症候群だと診断します。
心臓から1分間に排出される血液量が極端に少なくなるので脳が虚血状態となりペースメーカーの適用となる病でもあるのです。洞不全症候群は心電図によって3つの種類に分類されそれぞれによって治療法が変わってくるので注意したいものです。
自覚症状としてはめまいや立ちくらみなどが起こりやすくなるのでそうなった際にはすぐにしゃがむか横になって脈拍を測ってみるとよいでしょう。
そしてすぐに循環器系の病院を受診した方がよいと思います。専門の医師に心電図をとってもらい診断を仰ぐだけでも安心出来ると思います。そのまま放っておけば症状としては一旦回復しますが病気が治った訳ではないのでまた症状が頻回起きることになります。
治療法としては投薬治療かペースメーカーを埋め込むことになります。ペースメーカーを埋め込むのは心電図で一定の数値が出た時になります。それがめまいなどの症状があってHR:40/min以下でかつ最大RRの間隔が3秒以上か症状が無くてHR:40/min以下で最大RRの間隔が5秒以上の場合です。
しかし最大RRの間隔が3秒以上の場合にはほとんどペースメーカーとはならずにそのまま経過観察するという症例が多いようです。このペースメーカー装着以外の症状ではアトロピンやイソプロテノールなどの投薬治療となり保護療法が優先されます。
いずれにしてもこの洞不全症候群というのは臓器の機能自体が低下している高齢者に多く起こる病気なので家族の方は充分に注意しておいて欲しいと思います。
突然失神したりめまいや立ちくらみで目の前が真っ暗になったりするので車の運転や外出も控えた方がよいと思います。なるべく自宅で安静に過ごしておき経過観察をしながら徐々に家の近所を散歩するなどして慣らしていくようにしましょう。
病気になった時には家族の協力が必要不可欠となるので一丸となって闘っていきましょう。
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