ペースメーカーで正常な拍動



ペースメーカーとは、一言で言ってしまえば、心臓の脈の乱れを正し、正常な脈打ちを手伝うものと捉えればよいでしょう。健康な人の心臓は、正常に拍動していますが、何らかの病気で拍動が不安定になります。このことを不整脈と呼びます。
心臓というのは、右心房、右心室、左心房、そして左心室の4つの部屋のような構造になっています。一日10万回以上の拍動をして、体に血液や酸素を運んでいる、体の中で最も大きな役割をしている臓器です。このサイクルが生命が誕生してから、死ぬまで絶え間なく起こっています。
これが、不整脈が起きる病気によって正常に作用しなくなった場合には、ペースメーカーの植え込み手術をすることによって、規則正しく拍動するようになります。
手術を必要とする主な病気は、洞不全症候群や房室ブロックなどが挙げられます。洞不全症候群というのは、その心臓のリズムが遅くなってしまう病気です。この症候群にかかってしまうと、洞結節の機能不全や機能停止になってしまい、左右にある房室が拍動のリズムを補うようになりますが、十分に補えなければ、全身に十分な血液や酸素が送られなくなってしまうのです。これによってめまいや失神を起こす原因となってしまうのです。


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