弁の機能



心臓から送り出される血液はこの弁がポンプの役割をして体全体に送り出されるのですが弁の機能がおかしくなればたくさん送り出されたり少なくなったりするのです。

それが不整脈という症状としてあらわれることになりその他にも心不全や脳梗塞などの症状を引き起こすこともあります。

心臓弁膜症では心臓に集められた血が逆流して全身に戻るということはないのですが血液を正しく送りだそうとするため心臓に強い負担がかかり心不全となるのです。

更に血液が溜まりやすくなるのでそれが凝固して血栓となりそのまま脳に運ばれれば脳梗塞の原因ともなるのです。

心臓弁膜症は先天的な異常であったり動脈硬化が原因でなったりしますが主な原因となっているのはリウマチ熱になります。

リウマチ熱は細菌感染が原因でなるのですがこれに感染することで心臓内部に炎症を起こしこの炎症が心臓弁膜症になってしまうのです。

心臓弁膜症はその弁の形によって6種類に分類されることになりますが機能不全の弁の状態によっても分類されることとなります。

利尿薬で保存療法


このうち不整脈になりやすいのは僧帽弁狭窄症でこれは左房に血液が鬱滞して左房の働きが悪くなるために心臓が不規則に収縮するようになります。

呼吸困難や脳梗塞などになりやすい状態なので血管拡張薬や利尿薬を投与して保存療法が行われますが症状が進行すれば手術をすることになります。

手術をするのは弁が石のように硬くなったり左房に血栓がある場合ですが最近この心臓弁膜症の手術で行われているのがメイズ手術と呼ばれるものです。

左房を迷路状に一旦切って再び縫い合わせることによって不整脈も同時に治すことが出来るので不整脈が同時に併発している方にもお勧め出来る治療法になります。

最近ではエコーの装置の性能がよくなったこともありエコー検査で心臓の弁の動きや逆流が分かるようになりましたがエコーで分かる程度であれば心臓弁膜症の心配をするほどではありません。

また不整脈にも種類があるので不整脈だからといって一概に心臓弁膜症を疑うこともありません。きちんとした検査を受けることが重要なのです。

心臓弁膜症は一昔前までは心臓病の中でも最も多かった病気なのですが今は医療の進歩のお陰で患者数も減ってきています。

早期発見と早期治療による適切な診断を受ければ必ず良くなる病気なので頑張っていきましょう。


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