ペースメーカーの反応様式



AAI(R)の理由は心臓ペースメーカーが刺激する場所も自分の心臓の動きを感知する場所も心房でA、心室で心臓の動きを感知し抑制するのでIとなり、AAIと名づけられています。もう1つは右心室にリードを留置している場合です。この場合はVVI(R)と呼び、心室・心室・抑制ということになります。SSI(R)は心房または心室のどちらかを感知したり電気刺激を与えたりするペースメーカーで、留置場所により先ほど述べたとおりの呼び方に変換されます。

ちなみにこのAやV、Iといった文字は、少し説明したとおりAは心房、Vは心室、Iは抑制という言葉の意味があり、ほかにもDは心房と心室、Tは同期というふうにつけられています。

また反応様式のDは抑制と同期ということになります。括弧のRはレートレスポンスといういみで、これはレート応答機能のことをさします。このレート応答機能は心臓ペースメーカーを植え込む上でたいへん役に立つ器具で、レート応答機能があるおかげで日常生活も送りやすくなります。

ですから、心臓ペースメーカーの種類に(R)とあるのは、その機能がついているペースメーカーということになります。次に心臓ペースメーカーの種類DDD(R)ですが、こちらはSSI(R)と違い両方を感知(センシング)・ペーシング(電気刺激)するペースメーカーで、SSI(R)のリードが1本にたいしDDD(R)は接続リードが2本あるのが特徴です。

万能型のペースメーカー


とても万能型の心臓ペースメーカーであるのは事実ですが、徐脈性心房細動には使用できないようになっています。最後にVDD(R)です。VDD(R)はDDD(R)同様両方を感知することができますが、電気刺激は心室のみにしかおこなえないようになっています。

接続リードも1本で、洞機能が正常な房室ブロックの症例でのみ使用できるようになっています。以上がペースメーカーの基本的な種類になります。ペースメーカーは心臓の鼓動を維持するサポート的なものです。

寿命や手術方法や手順など、しっかり知っておく必要があります。寿命は5年から10年といわれていますが、場合によっては短くなることもありますし、種類によっても異なります。ですから、ペースメーカーの定期検査を忘れず受けるようにしてください。

また毎日決まった時間に脈拍吸うを1分間数え、メモしておくのも大事です。ペースメーカーはいつ止まるかという予測は電池残量などでおおまか予測はつくそうですが、急に止まったりしないよう、先ほども述べたとおり「ペースメーカー定期検査」はかならず受けるほうが安心でしょう。


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