なので、正常に機能しなくなった弁がどの弁かによって、症状も異なります。治療方法は、主に開心術や血管内カテーテル手術といった手術によって行われます。
心臓弁膜症は、決して珍しい病気であったり、特別な病気ではありません。先天性のものと後天性のものがあり、後天性の場合、様々な要因が挙げられます。
後天性の場合の要因は、リウマチ熱、動脈硬化や心筋梗塞、変性などがあります。また、原因を特定できないケースもあります。心臓弁膜症の診断についてですが、まず問診による自覚症状を確認します。
これは、YNHA心機能分類を元に4つのレベルに分類されます。次に各種検査を行い、どの弁が正常に機能していないかを調べます。また、他の臓器への影響や、合併症なども調べます。
検査内容は主に、胸部X線検査、レントゲンや心電図検査や、心エコー検査です。さらに心臓カテーテル検査や、心血管造影法、心核医学検査、またはアイソトープ検査と呼ばれる検査を行います。
これらの自覚症状や、検査から、今後の治療方針が決められます。心臓弁膜症は、自然に治癒する可能性はありません。そのため、内科的治療か外科的治療を、患者さんの状態に合わせて行います。
内科的治療では、強心剤や利尿剤などの投与によって、症状を緩和させたり、進行を抑制させたりします。しかし、心臓弁膜症が進行している場合、内科的治療では治せない場合もあります。
外科的治療は主に手術のことを指します。弁の悪くなった部分を修復させる弁形成術という手術や人工弁に取り替える弁置換術という手術があります。
どちらの手術を行うかは、その患者さんの症状によって変わってきます。外科的治療を行うことで、弁の機能の不具合はほとんどの場合、解消されます。
心臓弁膜症は、ゆっくりと進行するため、患者さんが自覚症状をあまり感じていないというケースも少なくありません。もちろん、早期に治療を受けるほうが、回復は早くなります。
少しでも異常を感じたら、お医者さんに相談しましょう。また、症状によってどちらの手術をするのか異なります。手術を受ける際は、しっかりとお医者さんの話を聞き、どちらの手術が適しているのか相談しましょう。
手術後は経過によってですが、だいたい1ヶ月ほどで退院出来ると思います。しかし、手術後の日常生活において、気を付けなければならない点がいくつかありますので、お医者さんのアドバイスをしっかり聞きましょう。
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